顎関節症
主 訴 |
: 上顎前歯の舌側傾斜,顎関節痛,開口障害 |
診 断 |
: 骨格性上顎前突症,顎関節症 |
装 置 |
: Edgewise装置,上下顎splint,上顎facebow
headgear |
治療期間 |
: 4年7カ月(Edgewise装置) |
14歳頃から顎関節雑音を自覚し、さらに16歳頃から開口障害が生じるようになり、来院時は2週間に一度くらい口が開かなくなっていました。Splint療法を併用しながらEdgewise装置を用いて上顎前歯の舌側傾斜を改善し、非生理的に後上方位を呈していた下顎位を前下方に誘導して顎関節症状を改善し、前歯被蓋の改善と良好な永久歯咬合を確立しました。治療前に吸収像がみられた下顎関節頭は著明に形態が改善し、矯正歯科治療により下顎関節頭の進行性リモデリングが認められました。【第10回日本顎関節症学会 発表症例】
治療前
(18歳11カ月)
↓ |
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治療時
(22歳11カ月)
↓ |
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治療後
(23歳8カ月) |
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