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症例をご紹介いたします。
歯列不正［叢生・混合歯列期］
上顎右側側切歯が口蓋側から萌出して反対咬合を呈していたため、上顎プレート装置で上顎右側側切歯を唇側移動した後、上下顎2by4装置で上下顎歯列弓を拡大しながら前歯を配列しました。側方歯の萌出を観察したところ、右側犬歯が低位唇側転位して萌出し（いわゆる八重歯）、上下顎前歯がやや前突しましたが、中学に進学して吹奏楽部で金管楽器を選択し矯正治療が禁されていたため経過観察され、高校進学後にEdgewise装置を用いて上下顎小臼歯を抜歯して短期間に被蓋を改善し、良好な永久歯咬合を確立しました。
| 主 訴 | 歯並び |
|---|---|
| 診 断 | 歯列不正 |
| 年 齢 | 10歳1カ月 |
| 装 置 | 上顎プレート装置，上下顎2by4装置，Edgewise装置 |
| 抜歯部位 | 上顎第一小臼歯，下顎第一小臼歯 |
| 治療期間 | 6カ月（上顎プレート装置），5か月（上下顎2by4装置），2年1か月（Edgewise装置） |
| 治療費 | 初診相談無料+検査21,000円+診断42,000円+一期矯正料294,000円+口腔衛生指導料2,625円+調整料5,250円x9回+観察料2,625円x2回+観察料2,700円x3回+二期矯正料302,400円+調整料5,400x18回+調整料5,500x16回（2020.10.20動的矯正治療終了までの治療費） |
| リスク副作用 | 矯正力による歯の痛み・歯の変色・歯根吸収、矯正装置による裂傷、う蝕および歯周病などの歯科疾患の発生や進行などの副作用リスクがありました。 |
