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症例をご紹介いたします。
歯列不正［叢生・永久歯列期］
上顎左側第二大臼歯が2年毎に腫れたため近医で抜歯されていましたが、上顎犬歯が低位唇側転位いわゆる八重歯で叢生が著しかったため、facebow headgearで上顎大臼歯の近心移動を防ぎながら、Edgewise装置を用いてう蝕で治療されていた上下顎小臼歯および上顎右側第三大臼歯を抜歯し、短期間に叢生および上顎前突を解消して良好な永久歯咬合を確立しました。治療前にみられた開口制限および顎関節雑音は動的矯正治療中に急性化することはなく、治療後に軽減しました。
| 主 訴 | 下顎前歯の唇側歯肉退縮，歯並び，咬み合わせ |
|---|---|
| 診 断 | 歯列不正，顎関節症，骨格性上顎前突症，上顎左側第二大臼歯の欠損 |
| 年 齢 | 44歳2カ月 |
| 装 置 | Edgewise装置，上顎facebow headgear |
| 抜歯部位 | 上顎右側第一小臼歯，上顎左側第二小臼歯，下顎両側第二小臼歯，上顎右側第三大臼歯 |
| 治療期間 | 1年8カ月（Edgewise装置） |
| 治療費 | 初診相談無料+検査21,600円+診断21,600円（家族割引）+矯正料583,200円（家族割引）+口腔衛生指導料2,700円+調整料5,400円x7回+調整料5,500円x22回（2021.02.03動的矯正治療終了までの治療費） |
| リスク副作用 | 矯正力による歯の痛み・歯の変色・歯根吸収、矯正装置による裂傷、う蝕および歯周病などの歯科疾患の発生や進行などの副作用リスクがありました。 |
