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症例をご紹介いたします。
開咬症［混合歯列期］
6歳頃までの著しい拇指吸指癖による下顎後退により上顎前突、開咬および叢生がみられたため、機能的矯正装置である開咬型Bionatorを用いて吸指癖を防止し、上下顎を拡大しながら上顎の前方成長の抑制と下顎の前方成長の促進をはかり前歯被蓋を改善しました。上下顎第二大臼歯の萌出後、Edgewise装置を用いて上下顎小臼歯を抜歯せずに短期間に上下顎歯列を配列して良好な永久歯咬合を確立しました。
| 主 訴 | 出っ歯，歯並び |
|---|---|
| 診 断 | 骨格性開咬症，骨格性上顎前突症，下顎の劣成長 |
| 年 齢 | 8歳11カ月 |
| 装 置 | 開咬型Bionator，Edgewise装置 |
| 抜歯部位 | 小臼歯非抜歯 |
| 治療期間 | 1年5カ月（開咬型Bionator），1年8カ月（Edgewise装置） |
| 治療費 | 初診相談無料+検査21,000円+診断43,000円+一期矯正料294,000円+口腔衛生指導料2,625円+調整料5,250円x9回+観察料2,625円x1回+調整料5,4000円x2回+観察料2,700円x2回+二期矯正料302,400円+調整料5,400x3回+調整料5,500x23回（2021.06.09動的矯正治療終了までの治療費） |
| リスク副作用 | 矯正力による歯の痛み・歯の変色・歯根吸収、矯正装置による裂傷、う蝕および歯周病などの歯科疾患の発生や進行などの副作用リスクがありました。 |
