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症例をご紹介いたします。
外傷歯
上顎側切歯の萌出余地が不足し上下顎歯列正中が偏位していたためBionatorで上下顎歯列弓を拡大して永久歯萌出を観察していたところ、外傷で上顎右側中切歯が破折したため小児歯科にてレジン修復および歯髄処置をおこない経過観察しました。側方歯の萌出に伴い前歯部の叢生が重篤化したため、上下顎小臼歯を早期抜歯して自然な叢生の解消をはかった後、Edgewise装置を用いて上顎右側中切歯への負担を避けながら短期間に上下顎の叢生を解消し良好な永久歯咬合を確立しました。上顎右側中切歯は時期をみて審美補綴治療を行う予定です。
| 主 訴 | 歯並び |
|---|---|
| 診 断 | 歯列不正 |
| 装 置 | Bionator，Edgewise装置 |
| 治療期間 | 11カ月（Bionator），1年10カ月（Edgewise装置） |
