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症例をご紹介いたします。
顎関節症
右側第二大臼歯がscissors bite鋏状咬合を呈し17歳頃から顎関節雑音を自覚し開口時に顎関節痛がみられたため、facebow headgearで上顎臼歯の近心移動を防ぎながら、Edgewise装置を用いて上下顎小臼歯を抜歯して鋏状咬合および叢生を解消して良好な永久歯咬合を確立しました。動的矯正治療中に顎関節症状が急性化することはなく、治療前にみられた顎関節痛は解消しました。
| 主 訴 | 出っ歯，顎関節痛，咬み合わせ |
|---|---|
| 診 断 | 歯列不正，歯槽性上下顎前突症，右側第二大臼歯の鋏状咬合，顎関節症 |
| 年 齢 | 29歳8カ月 |
| 装 置 | Edgewise装置，上顎facebow headgear |
| 抜歯部位 | 上顎第一小臼歯，下顎第一小臼歯 |
| 治療期間 | 2年5カ月（Edgewise装置） |
| 治療費 | 初診相談無料+検査21,600円+診断43,200円+矯正料712,800円（上下顎前歯セラミック加算）+口腔衛生指導料2,700円+調整料5,400円x41回（2016.12.14動的矯正治療終了までの治療費） |
| リスク副作用 | 矯正力による歯の痛み・歯の変色・歯根吸収、矯正装置による裂傷、う蝕および歯周病などの歯科疾患の発生や進行などの副作用リスクがありました。 |
