- トップページ>
- 症例報告
症例をご紹介いたします。
埋伏歯［混合歯列期］
歯科医院で上顎右側犬歯の埋伏を指摘されて紹介来院されました。上顎右側犬歯が後方の第一第二小臼歯間に埋伏しており、舌側弧線装置を用いて側切歯第一小臼歯間に牽引しました。牽引中に上顎右側中切歯を打撲し失活はしませんでしたが変色が生じました。全顎のEdgewise装置に移行して小臼歯を抜歯せずに上顎右側犬歯を配列し、II級ゴムを用いて上顎前突を改善し良好な永久歯咬合を確立しました。変色が残存している上顎右側中切歯は、保定治療後に審美修復を検討する予定です。
| 主 訴 | 上顎右側犬歯の埋伏 |
|---|---|
| 診 断 | 歯槽性上顎前突症，上顎右側犬歯の埋伏 |
| 年 齢 | 10歳4カ月 |
| 装 置 | 上顎舌側弧線装置，Edgewise装置 |
| 抜歯部位 | 小臼歯非抜歯 |
| 治療期間 | 1年2カ月（上顎舌側弧線装置），3年0カ月（Edgewise装置） |
| 治療費 | 初診相談無料+検査21,000円+診断42,000円+一期矯正料294,000円+口腔衛生指導料2,625円+調整料5,250円x3回+調整料5,400円x2回+二期矯正料302,400円+調整料5,400x33回（2018.04.07動的矯正治療終了までの治療費） |
| リスク副作用 | 矯正力による歯の痛み・歯の変色・歯根吸収、矯正装置による裂傷、う蝕および歯周病などの歯科疾患の発生や進行などの副作用リスクがありました。 |
