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症例をご紹介いたします。
下顎前突症［受け口・永久歯列期］
著しく下顔面が右方偏位するとともに骨格性下顎前突を呈していたため、Edgewise装置を用いて上顎小臼歯および上下顎第三大臼歯を抜歯して上顎前歯を後退させて一時的に前歯部をcross biteした上で、外科矯正治療で上下顎を離断して上下顎の偏位を解消して短期間に良好な永久歯咬合を確立しました。動的矯正治療中に顎関節症状が急性化することはなく、治療前にみられた右側顎関節雑音は治療後に解消しました。
| 主 訴 | 顔のゆがみ，歯並び |
|---|---|
| 診 断 | 顎変形症・下顎の右方偏位，骨格性下顎前突症，顎関節症 |
| 年 齢 | 19歳5カ月 |
| 装 置 | Edgewise装置（外科矯正治療） |
| 抜歯部位 | 上顎第一小臼歯，上下顎第三大臼歯 |
| 治療期間 | 2年1カ月（Edgewise装置） |
| 治療費 | 初診相談無料+外科矯正治療・保険診療３割負担184,629円（2018.6.2動的矯正治療終了までの治療費） |
| リスク副作用 | 矯正力による歯の痛み・歯の変色・歯根吸収、矯正装置による裂傷、う蝕および歯周病などの歯科疾患の発生や進行などの副作用リスクがありました。 |
