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症例をご紹介いたします。
当院への転医
35歳から37歳まで他院にて矯正歯科治療をされましたが主治医の先生と合わなかったために中断し、歯科医院にて44歳頃に装置を外されました。上顎右側および下顎両側小臼歯、状態の悪かった上顎左側第一大臼歯が抜歯されており、上顎前歯がやや前突し、上顎の抜歯部に空隙が残存していました。Edgewise装置を用いて短期間に上下顎歯列を再配列して上顎の抜歯部の空隙を閉鎖し、上顎前歯の前突を改善して良好な永久歯咬合を確立しました。治療前に顎関節雑音および咀嚼筋通を自覚されていましたが、動的矯正治療中に顎関節症状が急性化することはありませんでした。
| 主 訴 | 出っ歯，噛み合わせ，歯並び，顔の歪み |
|---|---|
| 診 断 | 歯槽性上顎前突症，顎関節症 |
| 年 齢 | 45歳3カ月 |
| 装 置 | Edgewise装置 |
| 抜歯部位 | 上顎右側第一小臼歯，上顎左側第一大臼歯，下顎第二小臼歯（前医抜歯） |
| 治療期間 | 1年10カ月（Edgewise装置） |
| 治療費 | 初診相談無料+検査21,600円+診断43,200円+矯正料483,840円（転医）+口腔衛生指導料2,700円+調整料5,400円x25回（2018.11.23動的矯正治療終了までの治療費） |
| リスク副作用 | 矯正力による歯の痛み・歯の変色・歯根吸収、矯正装置による裂傷、う蝕および歯周病などの歯科疾患の発生や進行などの副作用リスクがありました。 |
