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症例をご紹介いたします。
先天性欠如歯［永久歯の先天性欠如］
上顎中切歯が翼状捻転wingingして前歯部に叢生がみられ、下顎右側側切歯が先天性欠如していたため、下顎両側第三大臼歯（親知らず）を抜歯し、Edgewise装置を用いて上下顎小臼歯を抜歯せずに上下顎歯列を配列し、短期間に良好な永久歯咬合を確立しました。患者様の希望で小臼歯等を抜歯せず、上顎4本と下顎3本の前歯で前歯被蓋を構成したためにやや上顎前歯が前突気味になり、上顎前歯の隣接面をstripping（研磨）して上顎前歯の幅径を小さくして上顎前歯の前突を可及的に抑えました。
| 主 訴 | 歯並び |
|---|---|
| 診 断 | 歯列不正，下顎右側側切歯の先天性欠如，骨格性下顎前突前突症傾向 |
| 年 齢 | 30歳10カ月 |
| 装 置 | Edgewise装置，上顎facebow headgear |
| 抜歯部位 | 下顎第三大臼歯 |
| 治療期間 | 1年7カ月（Edgewise装置） |
| 治療費 | 初診相談無料+検査21,600円+診断43,200円+矯正料691,200円（上顎前歯セラミック加算）+口腔衛生指導料2,700円+調整料5,400円x20回（2019.01.30動的矯正治療終了までの治療費） |
| リスク副作用 | 矯正力による歯の痛み・歯の変色・歯根吸収、矯正装置による裂傷、う蝕および歯周病などの歯科疾患の発生や進行などの副作用リスクがありました。 |
