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症例をご紹介いたします。
開咬症[永久歯列期]
著しい開咬および叢生がみられたため、上下顎第三大臼歯を抜歯した上で、Edgewise装置を用いて上下顎第一小臼歯を抜歯し、短期間に開咬および叢生を解消して良好な永久歯咬合を確立しました。上下顎第三大臼歯の抜歯にあわせて上顎正中埋伏過剰歯の抜歯を依頼しましたが、上顎前歯の歯根から離れていたため抜歯せずに矯正治療を行い、上顎前歯の歯根吸収の進行はみられませんでした。開咬の改善のために口蓋への歯科矯正用アンカースクルューの埋入も検討しましたが、埋入することなく開咬が解消しました。
主 訴 | 開咬,咬み合わせ,歯並び |
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診 断 | 骨格性開咬症,骨格性下顎前突症,歯列不正,上顎右側中切歯の歯根短小・上顎正中埋伏過剰歯 |
年 齢 | 25歳3カ月 |
装 置 | Edgewise装置 |
抜歯部位 | 上顎第一小臼歯,下顎第一小臼歯,上顎第三大臼歯,下顎第三大臼歯 |
治療期間 | 2年0カ月(Edgewise装置) |
治療費 | 初診相談無料+検査21,600円+診断43,200円+矯正料691,200円(上顎セラミック加算)+口腔衛生指導料2,700円+調整料5,400円x33回(2019.08.24動的矯正治療終了までの治療費) |
リスク副作用 | 矯正力による歯の痛み・歯の変色・歯根吸収、矯正装置による裂傷、う蝕および歯周病などの歯科疾患の発生や進行などの副作用リスクがありました。 |