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症例をご紹介いたします。
下顎前突症[受け口・永久歯列期]
上顎右側犬歯が低位唇側転位(八重歯)し、咬合平面が右下がりで下顎が著しく左方偏位していたため、Edgewise装置を用いて上顎第一小臼歯および上下顎第三大臼歯を抜歯して上下顎歯列を配列して一時的に前歯部をcross biteした上で、外科矯正治療で上下顎を離断して上下顎の偏位を解消して短期間に良好な永久歯咬合を確立しました。睡眠態癖があり12歳頃から歪みが悪化し、14歳頃から顎関節痛がみられましたが、治療中に開口障害や顎関節痛などの顎関節症状の悪化はみられませんでした。
主 訴 | 咬み合わせ,顔の歪み |
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診 断 | 骨格性下顎前突症,顎変形症,下顎の左方偏位,顎関節症 |
年 齢 | 15歳4カ月 |
装 置 | Edgewise装置 |
抜歯部位 | 上顎第一小臼歯,上下顎第三大臼歯 |
治療期間 | 2年6カ月(Edgewise装置) |
治療費 | 初診相談無料+外科矯正治療・保険診療3割負担(18歳高校卒業までこども医療適用)28,769円(2020.04.18動的矯正治療終了までの治療費) |
リスク副作用 | 矯正力による歯の痛み・歯の変色・歯根吸収、矯正装置による裂傷、う蝕および歯周病などの歯科疾患の発生や進行などの副作用リスクがありました。 |