- トップページ>
- 症例報告
症例をご紹介いたします。
上顎前突症[出っ歯・混合歯列期]
下顎が劣成長により後退して上顎前突を呈するとともに下顎左側下顎頭の発育不全により下顎歯列正中が左方偏位し、右側顎関節雑音がみられたため、機能的矯正装置であるBionatorを用いて上下顎を拡大しながら上顎の前方成長の抑制と下顎の前方成長の促進をはかり上顎前突を改善しました。永久歯列期になってからfacebow headgearで上顎の前方成長を抑制しながら、Edgewise装置を用いて上下顎小臼歯を抜歯して上下顎歯列を配列し、上顎前突を解消して良好な永久歯咬合を確立しました。初診時にみられた顎関節雑音は一期治療後に消失しました。
主 訴 | 出っ歯,歯並び |
---|---|
診 断 | 骨格性上顎前突症症,下顎の劣成長・後退,顎関節症 |
年 齢 | 10歳7カ月 |
装 置 | Bionator,Edgewise装置,上顎facebow headgea |
抜歯部位 | 上顎第一小臼歯,下顎第一小臼歯 |
治療期間 | 10カ月(Bionator)破折終了,7カ月(Bionator),2年11カ月(Edgewise装置)受験で4カ月未来院 |
治療費 | 初診相談無料+検査21,600円+診断21,600円+一期矯正料272,160円(家族割引)+口腔衛生指導料2,700円+調整料5,400円x9回+観察料2,700x4回+二期矯正料380,160円(家族割引・上下顎セラミック加算)+調整料5,400x12回+調整料5,500x26回(2022.1.8動的矯正治療終了までの治療費) |
リスク副作用 | 矯正力による歯の痛み・歯の変色・歯根吸収、矯正装置による裂傷、う蝕および歯周病などの歯科疾患の発生や進行などの副作用リスクがありました。 |