- トップページ>
- 症例報告
症例をご紹介いたします。
上顎前突症[出っ歯・永久歯列期]
上顎前歯が前突するとともに下顎が後下方に後退して開咬を呈していたため、facebow headgearで上顎大臼歯を圧下させて近心移動を防ぎながら、Edgewise装置を用いて上下顎小臼歯を抜歯し、短期間に上顎前突および開咬を解消して良好な永久歯咬合を確立しました。治療前14歳頃から顎関節雑音および月に2・3回ほど開口障害を自覚されていましたが、治療中に開口障害および咀嚼筋痛などはみられず、治療後に顎関節雑音は解消しました。
主 訴 | 出っ歯,顔の歪み(左右顎角部非対称),歯並び |
---|---|
診 断 | 骨格性上顎前突症,骨格性開咬症,下顎high angle後下方に後退,顎関節症 |
年 齢 | 15歳7カ月 |
装 置 | Edgewise装置,上顎facebow headgear |
抜歯部位 | 上顎第一小臼歯・下顎第一小臼歯 |
治療期間 | 2年0カ月(Edgewise装置) |
治療費 | 初診相談無料+検査22,000円+診断44,000円+矯正料726,000円(上顎セラミック加算)+口腔衛生指導料2,750円+調整料5,500円x33回(2022.07.09動的矯正治療終了までの治療費) |
リスク副作用 | 矯正力による歯の痛み・歯の変色・歯根吸収、矯正装置による裂傷、う蝕および歯周病などの歯科疾患の発生や進行などの副作用リスクがありました。 |