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症例をご紹介いたします。
歯列不正［叢生・混合歯列期］
右側側切歯が反対咬合を呈しており、歯科医院にて上下顎乳犬歯を抜歯されて歯並びを主訴に来院されました。上顎プレート装置で上顎右側側切歯を唇側移動して被蓋改善した後、臼歯関係が良好で上下顎犬歯の萌出余地が著しく不足していたため、連続抜去法で上下顎小臼歯を早期抜歯して犬歯の萌出誘導を勧めましたが、側方歯の萌出観察を希望されました。右側犬歯が低位唇側転位して萌出し（いわゆる八重歯）、上下顎前歯部に叢生がみられたため、Edgewise装置を用いて上下顎小臼歯を抜歯して上下顎歯列を配列して被蓋改善し、良好な永久歯咬合を確立しました。
| 主 訴 | 歯並び |
|---|---|
| 診 断 | 歯列不正，上下顎犬歯の萌出余地不足，過蓋咬合 |
| 年 齢 | 9歳1カ月 |
| 装 置 | 上顎プレート装置，Edgewise装置 |
| 抜歯部位 | 上顎第一小臼歯，下顎第二小臼歯 |
| 治療期間 | 7カ月（上顎プレート装置・一期治療），2年7カ月（Edgewise装置・二期治療） |
| 治療費 | 初診相談無料+検査21,600円+診断43,200円+一期矯正料302,400円+口腔衛生指導料2,700円+調整料5,400円x3回+観察料2,700円x10回+二期矯正料308,000円+調整料5,400x1回+調整料5,500x35回（2022.09.17動的矯正治療終了までの治療費） |
| リスク副作用 | 矯正力による歯の痛み・歯の変色・歯根吸収、矯正装置による裂傷、う蝕および歯周病などの歯科疾患の発生や進行などの副作用リスクがありました。 |
