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症例をご紹介いたします。
開咬症[永久歯列期]
前歯部が開咬し下顎後退による上顎前突を呈しており、外科矯正治療による被蓋改善を希望して来院されました。Edgewise装置を用いて上下顎第一小臼歯および下顎第三大臼歯を抜歯して上下顎歯列を配列し、外科矯正治療で下顎を離断し下顎を前進させて前歯被蓋を改善し、短期間に良好な永久歯咬合を確立しました。治療前に左右の顎関節雑音がみられましたが、治療中に開口制限および顎関節痛はみられませんでした。
主 訴 | 顔の歪み,下顎右偏位,アデノイド様顔貌,下顎後退,出っ歯,咬み合わせ,開咬,顎関節痛 |
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診 断 | 骨格性開咬症,上顎前突・下顎後退,顎関節症 |
年 齢 | 29歳10カ月 |
装 置 | Edgewise装置 |
抜歯部位 | 上顎第一小臼歯,下顎第二小臼歯(右側が遠心辺縁隆線破折のため),下顎第三大臼歯 |
治療期間 | 2年4カ月(Edgewise装置) |
治療費 | 初診相談無料+外科矯正治療・保険診療公費負担20,500円(2022.10.12動的矯正治療終了までの治療費) |
リスク副作用 | 矯正力による歯の痛み・歯の変色・歯根吸収、矯正装置による裂傷、う蝕および歯周病などの歯科疾患の発生や進行などの副作用リスクがありました。 |